多くの人が勘違いしている街金とはヤミ金であるという誤解

街金とヤミ金、似ている言葉だし「同じ意味じゃないの?」と思っている人も多いかもしれません。確かにそう思う人が多いのも無理は無いなと思います。漫画でもドラマでも、なんでも街金というのはあまりいいように映されることがありません。たいていヤミ金が登場してくるので、街金イコールヤミ金と勘違いをしてしまう人も多いでしょう。しかし街金とは別にヤミ金のことを指すのではありません。

街金とは一般的に貸金業者のことを指します。貸金業というのは登録制でちゃんと登録しないと罰則もあるくらい厳しいものなのです。これをヤミ金などの裏社会ができるような仕組みにはなっておらず、ほとんどのヤミ金はこういった貸金業の登録をせずに自分たちで行なっている場合が多いのです。だからこそヤミ金といわれる所以でもあるのですが。一方の街金とはちゃんと登録をしている人たちです。起業にも大企業や中小企業があるように、貸金業者にもそういった大企業・中小企業というのがあります。街金の場合は一般的に中小・零細企業が中心になっていると言えます。大企業は消費者金融や銀行カードローンなどでしょう。

ですから一般的に確かに中小企業というのは信用が低いかもしれません。しかし貸金業者でも一般の企業であっても、規模が小さかったとしてもちゃんとまじめにやっているところは多くありますし、当然危ない橋を渡っているところもあります。結局は規模の問題ではなく、単純にその企業そのものが信用置けるのか否かというのが重要になってくるのです。街金とはそういった自分で見極めないといけないところに存在しているために、なかなか難しいのかもしれません。

まずは街金とはヤミ金ではない、単純に消費者金融の小さいところだというような認識を持っておいたほうがいいでしょう。ちゃんとまじめにやっている街金も多いというのも知っておいたほうがいいと思います。中小企業ですから情報も少なくて、どこが信用できるのかなどもわかりにくいと思いますが、信用おける業者なら利用するのも悪いことではない、そう思います。

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