金融業の大元である金主が闇社会と繋がっていないかチェックを

消費者金融やキャッシング、街金などには必ず金主と言われる人たちがいます。金主というのはかねぬしと読むのではなく、きんしゅと読むのですが意味はお金を出している人のことです。お金を出している人、つまり街金を運営するためのお金を出してくれる人というのがいるのです。街金だけではありません。銀行系カードローンもそうですし、キャッシングや消費者金融についてもこの金主がいます。

当然銀行系カードローンの場合は銀行が金主になっているのですが、街金の場合は非常にバラバラだったりします。街金の場合は銀行が金主のところがほとんどなのですが、場合によっては裏社会の人たちが金主だという時もあります。そういうところは避けておいたほうがいいでしょう。

なぜそういった裏社会の人たちが街金のためにお金を出しているかというと、商売のためです。お金を稼ぐためにお金を貸すということをしているわけです。金主である裏社会の人たちからすると、街金がたくさんお金を貸してくれて、そしてお金を回収できて儲かるようになれば、その分利益がポケットに入ってくることになるのです。こうして表の活動からお金を得ることができるというわけです。

出来るだけ街金の中でもこういう裏社会の人たちが関わっているようなところは避けたほうがいいのはわかるのですが、これを何も下調べせずに避けるのは難しいといえるでしょう。必ず下調べをした方がいいですが「ここの業者は裏社会とつながっている街金だ」というのがわかるかというと、それはわかりません。はっきりとしたお金の経路はわからないので、多くの人が利用している銀行系カードローンなどを利用したほうがいいでしょう。

金主というのは街金を利用するときにはまず表立って出てくることはありませんし、わかることもほとんどありません。ですから街金を利用するときには意識をしないと思いますが、裏社会の人たちと少しでも接点を減らしたほうがいいでしょう。そのほうが闇金とも距離を離すことになりますし自分の身を守ることにもつながるのですから。