街金業者に頼ってつなぎ融資をしてもらうのも経営上重要なこと

経営者になると今までサラリーマンをしていたような人たちでも考え方がガラッと変わります。当然のことで、今まではお金をもらっていた側だったのが、給料を支払わないといけない側になるのですから。それだけ立場が変わって考え方も変わるものですから、街金の考え方というのも経営者になるのであれば変えないといけません。

街金の考え方というのはサラリーマンの時だったらちょっとお金を借りて、それで給料日までもてばいいというような考え方だったんじゃないでしょうか。しかし経営者であれば給料日というものはありませんが、支払日だけは迫ってきます。そして入金も思った日にちに行われるとは限りません。必ず遅れて支払う人もいれば、支払いができなくなって倒産するようなところも出てきます。

そういう時に一般企業は小さいところから大きな有名企業まで、ほとんどの企業がつなぎ融資というものをしてもらっています。次の入金ができるまで、大きな仕事が入るまで間お金を借りるのです。街金に借りるところもあれば、大きな会社であれば銀行から借入をするところもあるでしょう。こういったことは経営者になれば日常茶飯事のことであり考え方を変えないといけません。給料日が来るまでの間、というような考え方ではなく、なんとか支払いをして入金日まで耐える、もしくはすぐに入金してもらえる仕事をするようにしないといけないわけです。

こうして経営者になった時というのは街金への考え方も変えないといけないのです。危なっかしい金融業者で使わないほうがいいかもしれないですけれども、重要なことは取引先や従業員にお金を払うことです。経営者としてそれだけは必ずやっておかないといけません。従業員の時には考えなくてよかったかもしれませんが、経営者になるなら街金でお金を借りてでも支払いをするという気概が必要になるのです。

街金が長く存在するというのはそれだけの理由があります。最近は合併が進んで大きな消費者金融やカードローンに押され気味ですが、まだまだ中小の経営者にとっては無くてはならない存在なのです。街金がなければ支払いができなくなるところもたくさんあるのです。